民俗と美術工芸の視点で20年以上、沖縄の祭祀(さいし)や信仰を巡る「もの」の研究を続けてきた稲福政斉さんが今月、「御願の道具と供えもの事典」(ボーダーインク刊)を出版した。離島を含む県内各地の伝統的な行事で使われる、道具や供え物の由来、意味、現代的な変化を、写真も豊富に使いながらまとめた。