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オスプレイ、また部品落下 怒り頂点 伊計島民が防衛局の対応批判

2018年2月10日 12:25

 沖縄県うるま市伊計島のビーチで9日、普天間飛行場所属の米軍MV22オスプレイの部品が見つかった。伊計島で1月にあった不時着からわずか1カ月余り。今度は観光地であるビーチ近くで重さ13キロの部品が落下した可能性がある。相次ぐ米軍の事故に島では不安が高まるばかり。住民からは「住宅街に落ちていたら取り返しがつかない」「静かな海を返して」と怒りの声が出た。

部品落下を受けて玉城自治会長(左)に謝罪する沖縄防衛局の中嶋局長=9日、伊計自治会

 午後4時すぎ、説明と謝罪のために伊計自治会を訪れた中嶋浩一郎沖縄防衛局長に対し、玉城正則自治会長は「(部品が落ちたのが)海で良かったでは通用しない。もっと大きな事故が起きれば取り返しがつかない」と指摘。防衛局に何度、要請しても変わらない現状に「局の役割が機能していない」と厳しく問いただした。

 9日の午前9時ごろ、ビーチを開ける前に海岸沿いを清掃していた従業員の男性(60)が砂浜から約7メートルの地点で海に浮かぶ物体を発見。「車の古いタイヤか何かだと思ったが、引き揚げてみると違った。最近米軍機の事故が多く、ここにも落としたのかとすぐに思った」と語る。

 男性の息子(33)は8日の午後4時頃、米軍ヘリがおよそ10分程度、ビーチ周辺を低空飛行している様子を目撃した。「何か探しているような、いつもと違う飛び方をしていた」と強調。発見したのがオスプレイの部品だと知り「言葉も出ない。オスプレイはビーチ周辺を日に5、6回以上は飛んでいる。こんなのが頭の上に落ちるとよけられない」と憤った。

 ビーチは夏場は多くの人が海水浴に訪れる。大泊ビーチの代表者(80)は「誰もけががなくて良かったが、前から米軍機が頻繁にビーチ周辺を通るようになった」と話す。「前は静かな海だったのに。許せない。米軍には出ていってほしい」と訴えた。

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