沖縄県大宜味村が、ウナギの養殖業が盛んなインドネシアのパンガンダラン市(ジャワ島)と姉妹都市を締結する方向で調整していることが16日までに、分かった。インドネシアからウナギの稚魚を輸入する計画。

(資料写真)うなぎのかば焼き

 同村でウナギの完全養殖に向け新会社を設立したフードリボン(千葉県柏市、宇田悦子代表)は、インドネシアから輸入した「ビカーラ種」ウナギの稚魚に、村産シークヮーサーをエサに練り込んで与える「大宜味シークワーサーウナギ」の販売を検討している。同社は16日、プロジェクトについての説明会を開催。宇田代表は「ニホンウナギが枯渇している状況の中で、味が近いビカーラ種のウナギの需要は高まってくる。国産ウナギとして持続的に販売するとともに、ウナギの生息環境の保護にも努めたい」と意気込んだ。

 ニホンウナギは「絶滅危惧IB類」に登録されており、稚魚の漁獲量は国内外で減少している。