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回避合意したのに… 窓落下後2度目、普天間第二小上空でヘリ飛行 米軍認め「遺憾の意」

2018年2月24日 09:36

 防衛省によると、23日午後3時35分ごろ、米軍普天間飛行場に隣接する宜野湾市立普天間第二小学校の上空を米軍ヘリコプター1機が飛行した。在日米軍司令部は同日、声明を出し、普天間第二小の上空飛行を認めた上で「遺憾の意」を表明、再発防止のための調査を始めたことを明らかにした。同省は米側に再発防止の徹底を申し入れた。昨年12月の窓落下事故後、日米両政府は地元の要望を受ける形で、学校上空の飛行を「最大限可能な限り避ける」ことで合意しており、県内から強い反発が上がるのは必至だ。

23日に普天間第二小の上空を飛行したMH60ヘリの同型機

 関係者によると飛行したのは米海軍のMH60ヘリで、県内の米軍基地に飛来していたとみられる。沖縄防衛局が設置しているカメラ映像と、監視員の目視調査で飛行を確認した。

 政府が同小上空の米軍機の飛行を確認したのは今年1月18日に続いて2度目。1月の飛行に関しては、防衛局の監視員の目視調査と映像で確認されているが、米軍は「航跡データと異なる」として否定している。

 昨年12月、体育の授業中に同小の運動場へ飛行中の普天間所属CH53E大型ヘリから重さ7・7キロの窓が落下。児童との距離は十数メートルだった。運動場は1カ月半以上、閉鎖された。事故の前週には宜野湾市内の保育園でCH53Eヘリから落下したとみられる部品が見つかっているが、米軍は落下を認めていない。

 事故後、学校や県、宜野湾市などは学校上空の飛行中止を要求。日米両政府は「最大限可能な限り避ける」ことで合意した。

 県内では昨年12月以降、普天間所属の米軍機による不時着や部品落下などが相次ぎ、県は在沖米軍全機の点検とその間の飛行停止などを求めているが米側は応じていない。県からの安全対策や原因究明の求めに応じない一方、学校上空の飛行停止という日米合意をほごにする米軍に対し県民の反発は一層、高まりそうだ。

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