南城市の聖地や史跡を巡って琉球開びゃくの歴史・文化に触れる「おきなわECOスピリットライド&ウオーク」が25日、市内で催された。参加者は柔らかな陽光を浴びながら自然や風景を楽しみ、思い思いのペースでコースを巡った。

尚巴志の父・尚思紹とその家族が眠る佐敷ようどれの説明に聞き入る参加者=25日、南城市佐敷佐敷(金城健太撮影)

なんじぃが描かれたジャージーを着ける(左から)上地誠さん、会田俊介さん、森美恵子さん、仲田沙紀子さん=25日、ユインチホテル南城

尚巴志の父・尚思紹とその家族が眠る佐敷ようどれの説明に聞き入る参加者=25日、南城市佐敷佐敷(金城健太撮影) なんじぃが描かれたジャージーを着ける(左から)上地誠さん、会田俊介さん、森美恵子さん、仲田沙紀子さん=25日、ユインチホテル南城

 斎場御嶽(セーファウタキ)を訪れた参加者は、ガイドの案内で久高島に向かって手を合わせた。ライド(自転車)30キロに参加した那覇市立泊小4年の与那覇信太郎君(10)は「神様がこの岩に降りてくるんだ」と驚いた様子。母律子さん(44)は「息子と来たかったコース。晴れて気持ちよく走れた」と喜んだ。

 垣花樋川(ヒージャー)では、川に足を入れて涼を楽しむ人も。ウオーク14キロに挑んだ宜野湾市の宮城涼子さん(31)は「きれいな水があふれ出てすごい」と笑顔で話した。

 大里城址公園ではパークゴルフも行われた。市内から参加した福田麗子さん(39)と長女で馬天小1年の桃子(とうこ)さん(7)は「球を打つ加減がちょっとだけ難しいけど楽しい」と笑顔だった。

 今回新設され、専属ガイドと共に斎場御嶽などを巡るプレミアムコースに参加した野甫浩也さん(44)=宜野湾市=は久高島で拝所の外間殿などを回った。「島の北側にも足を伸ばしたかったのでもう少しだけ時間が欲しかった」と話した。

「なんじぃ」と南城満喫 おそろいの服、ファンが制作

 大会の舞台となった南城市のイメージキャラクター「なんじぃ」を描いたジャージーで出走した「なんじぃサイクリングチーム」。おそろいの服で自転車にまたがり市内を駆けると、給水所や沿道で「かわいい」と何度も声を掛けられた。

 同市の森美恵子さん(56)は大のなんじぃ好き。自転車仲間でデザインが趣味という会田俊介さん(33)=神奈川県=に、図柄の入ったジャージー制作を依頼。昨年4月に完成した。

 親指を立てた「グッジョブ」姿、ピースサインのなんじぃなど15体ほどが描かれている。森さんと会田さんは「なんじぃと一緒に記念撮影できる柄にしたかった。背中には沖縄本島の地図と南城市の位置も書き、市もPRしている」と誇らしげだ。

 ライドA(50キロ)に参加した上地誠さん(37)=那覇市=と仲田沙紀子さん(36)=糸満市=は「一緒に走って楽しかった。この服でまた来年も出場したい」と話した。