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「学校回避」破る、普天間小上空にオスプレイ 米海兵隊は見解示さず【動画あり】

2018年3月2日 07:22
 

 【宜野湾】2月28日午後5時半ごろ、沖縄県宜野湾市の普天間小学校上空をオスプレイが飛行した。児童の家族が撮影した。昨年12月、普天間第二小学校に米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリが窓を落下させた後、米軍は市内の学校上空の飛行を「最大限可能な限り避ける」と回答したが破られた形だ。市内全ての学校の上空回避について、米海兵隊は1日、本紙の取材に見解を示さなかった。

児童が遊ぶ運動場上空付近を飛行するオスプレイ=2月28日午後5時17分、普天間小学校(提供)

 オスプレイの普天間小上空飛行は、運動場で児童の部活動を見ていた家族が確認し撮影。運動場内にいる撮影者の真上を通過する様子が確認できる。撮影前もオスプレイ4機が飛び、うち3機は学校上空を飛行した。

 別の保護者らによると、この日以外でも同様の飛行経路で学校上空を通過する米軍機を目撃したことがあるという。

 落下事故が起きた普天間第二小では、米軍機の飛行実態を確認するための監視カメラ、監視員が配置され、現在もPTA、学校、市教育委員会、沖縄防衛局の間で、避難用工作物の設置などについての協議が続いている。

 動画を撮影した女性(30)は「第二小上空は飛んでは駄目で、隣の普天間小や他の教育機関ならいいのか。飛ばないことが守られるよう、政府もしっかりしてほしい」と訴えた。

 米海兵隊は本紙の取材に「第二小の上空を避ける最大限の努力をするため、パイロットや乗務員のブリーフィングを行った」と第二小の上空回避を強調する回答にとどめ、「市内全ての学校を飛ばないとの約束の認識はあるか」との問いには言及を避けた。

 防衛局は普天間小の上空飛行を「承知していない」と回答。第二小以外の学校に対策を取る予定は現時点でないとしながら「学校等から要望があれば検討する」とした。市教委は「事実確認をしている」と述べた。

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