石垣市はこのほど、沖縄県石垣市美崎町の石垣港離島ターミナルに愛称を付けるネーミングライツ(命名権)パートナー企業にバイオベンチャーのユーグレナ(東京、出雲充社長)を選定した。市が公共施設にネーミングライツ制度を導入するのは初めて。2023年3月末までの5年契約で、4月から「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」となる。

中山義隆市長(左)と記念撮影するユーグレナの出雲充社長=石垣市・同ターミナル

 契約金額は税込みで総額5460万円。ターミナル正面入り口とロビー中央壁面への愛称掲示や市ホームページへのバーナー広告掲示、同社の自動販売機設置などの特典がある。市は年間約1千万円のネーミングライツ料を施設の維持管理や修繕費に充てる。同社は10年3月に市内商店街「ユーグレナモール」のネーミングライツも取得しており、今回で2件目。

 2月21日の調印式で、中山義隆市長は「ネーミングライツ料を活用し施設の魅力を向上させ、積極的に愛称を活用しユーグレナも発信する」と意欲。出雲社長は「白保や竹富島の事業なども地元に知ってほしくて手を挙げた。島でスポーツや教育支援などに取り組むが、取得を契機により一層力を入れたい」と述べた。