沖縄県本部町の海洋博公園にいるマダライルカの雌リラ(推定13歳)が妊娠し、今月中にも出産するとみられている。成功すれば飼育下では世界で初めて。
同じマダライルカの雄ナオ(推定13歳)と長く同居しており、昨年7月に妊娠が確認された。エコー検査でも赤ちゃんは順調に育っているという。
イルカが安心できる環境を整えるため飼育プールの窓をふさいでいて、現在は見ることができない。飼育を担当する沖縄美ら島財団の古賀壮太郎さんは「新たな命が無事に誕生してくれることを祈っている。温かく見守ってほしい」と話した。