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米軍F15部品落下から報告まで6日間も 「たがが緩んでいる」翁長知事が憤り

2018年3月8日 05:05

 米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機がアンテナを落下させ、日本側への通報が遅れた問題で、翁長雄志知事は7日、「はらわたが煮えくりかえる思いだ」と述べ、米軍を強く批判した。沖縄県庁で記者団に語った。

相次ぐ米軍機による部品落下に怒りをあらわにする翁長雄志知事=7日、県庁

 知事は事故が繰り返される中で再び発生したことに「強い憤りを禁じ得ない」と非難。日本側への通報が発生から6日後だったことには「たがが緩んでいると言わざるを得ず、到底容認できない」と指摘した。

 その上で、日米両政府に全米軍機の点検や安全管理体制の見直しを要求した。

 また、今回は通報体制を定めた日米合意に反し、事故報告が県や沖縄防衛局にはなかった。知事は事故発生時の通報体制に関する問題点を、県を交えて検証することを求めた。

 菅義偉官房長官は7日の会見で「事案が発生して直ちに通報がなかったことはまことに遺憾だ」と述べ、防衛省から米側に対して迅速な通報を求めたことを明らかにした。

 県は8日に外務省沖縄事務所と沖縄防衛局の担当者を県庁に呼び、抗議する。米軍にも来庁を求めているが、調整はついていないという。

 一方、米空軍嘉手納基地の第18航空団は本紙に、アンテナは洋上に落ちた可能性が高く、人的、物的被害はないと回答した。

 日本側への事故報告が遅れたとの指摘には、事故発生を在日米軍司令部へ報告した後、遅滞なく日本側へ通知したと説明。事故発生から報告まで6日間かかったことに関しては、在日米軍が調査しているとした。

沖縄県知事 翁長雄志の「言葉」

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