放送ジャーナリストの著者による名護親方(程順則)の「いろは歌」への9年余の真摯(しんし)な対峙(たいじ)と、真剣な挑戦から生まれた実にユニークな本である。常識を超越した論考は説得力があり、旺盛な研究心が随所に見られる。分類やテーマの設定、組歌と歌のこころの表現。