沖縄タイムス+プラス ニュース

国会議員ら延べ60人応援入り 「保守共倒れ」懸念打ち消す組織力 石垣市長選の勝因・敗因

2018年3月12日 05:05

二階幹事長ら幹部もテコ入れ

 現職の中山義隆氏は、前自民党県議・砂川利勝氏の出馬で当初は「保守共倒れ」の懸念もあったが、自民中心に国会議員ら延べ約60人が次々と応援に入り、二階俊博幹事長ら幹部もテコ入れ。政府与党との「揺るぎないパイプ」で票の流出を最小限に抑えることに成功した。

支持者の手拍子に合わせカチャーシーを踊る中山義隆さん=11日午後9時17分、市真栄里の選挙事務所(下地広也撮影)

 保守一本化への調整で運動面は革新陣営に後れを取ったが、名護市長選後に自民党本部からも応援が入り、組織戦への体制を構築。

 自民が次々送り込んだ国会議員らは経済団体ほか、医療や福祉、スポーツなど各種団体を回って影響力を発揮し票固めを図った。

 中山氏も新空港開港後の好調な観光経済などを2期8年の実績として前面に打ち出し「国際観光都市」「平和発信都市」ビジョンを掲げた政策が浸透。福祉分野に強い市議補選候補とのセット戦術も奏功し、幅広い世代の支持につなげた。

伸び悩んだ「オール沖縄」勢力

 宮良氏は陸自配備反対を前面に掲げ、翁長雄志知事を支える「オール沖縄」勢力の支援も受けた。保革問わず反現職票を取り込もうと政党色は薄めながらSNSなどでイメージ戦略も図ったが、伸び悩んだ。

 砂川氏は中山氏に反発する一部保守層や業者らを中心に「市民党」を掲げた。選挙戦終盤は陸自配備の是非を問う住民投票の実施を公約に掲げ、公明支持層や一部革新支持者に食い込んだが、広がらなかった。(八重山支局・新垣玲央)

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム

注目トピックス

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS