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翁長知事講演、米国人はどう聞いたか ズムワルト氏「本土移転は複雑」 メア氏「負担軽減も阻止に」

2018年3月15日 09:01

 【平安名純代・米国特約記者】米国でのシンポジウムで、辺野古が唯一の解決策ではないと訴えた翁長雄志知事。米側の参加者からは、知事の基調講演をどう聞いたか。

米軍普天間飛行場

名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸

米軍普天間飛行場 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 ジェームス・ズムワルト元米国務次官補代理(現在は笹川平和財団米国CEO)は、「知事がアメリカに来て沖縄の立場をアメリカ人に説明するのは大変重要で、非常によかったと思う」と評価。ただ、米軍普天間飛行場の移設先を沖縄以外の日本本土でも探してほしいとの発言には、「非常に複雑な問題だから難しいのではないか」と述べるにとどめた。

 米ジャーナリストのティム・シャロックさんは、「翁長知事の『日米の民主主義は沖縄には通用しないのか』という訴えに胸を打たれた。辺野古への基地建設と普天間の運用継続は、沖縄の人々の人権の否定にほかならない。この問題はこうした基地を運用する政府の国民、すなわち米国民にこそ知らされるべき問題だ」と評した。

 在沖米総領事を務めたケビン・メア元米国務省日本部長は、「これまでの主張とあまり変わりはない。知事は選挙で移設阻止を公約したが、移設を阻止すれば県民の負担軽減の阻止にもつながる。普天間の継続と、辺野古やキャンプ・シュワブへの移設。現実的にどちらが県民にとっていいのか」と異を唱えた。

<本土移転や民間活用…シンポで提言された代替案の中身>

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