マユが中3になった春、きょうだいは上の2人と下の2人で別々の児童養護施設に入った。虐待された時代と比べ、温かい食事と安心して眠れるベッドは「天国」だった。学校の制服も支給された。当初は自室に引きこもっていたが、職員や似た境遇の同級生たちに励まされ、徐々に登校できるようになった。

今も手元にある母からの手紙。謝罪と娘を思う心情がつづられている(画像の一部を加工しています)
「お母さんを許そう…」きょうだい4人、再起誓う【沖縄 子どもの貧困】
2016年1月21日 16:47有料
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