食とは欲望である。執着である。そして記憶となる。つまり生きることそのものなのだ。詩人伊藤比呂美の食に関するエッセー集「ウマし」を読んだ。 東京で生まれ育ち、熊本にも足場を持ち、米国に住む。日米を行き来しながら仕事をしている。