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沖縄市長選2018:桑江氏と諸見里氏が政策発表

2018年4月5日 08:50

 22日投開票の沖縄市長選に出馬を表明している現職の桑江朝千夫氏(62)=自民、公明、維新推薦=と、前市議の諸見里宏美氏(56)=社民、共産、社大、自由、民進推薦=は3日、市内でそれぞれ政策発表した。桑江氏は「(1万人)多目的アリーナの早期実現で世界に誇れるアリーナにしたい」と強調。諸見里氏は「子育て政策で全ての子どもたちが笑顔輝く沖縄市にしたい」と訴えた。

沖縄市長選2018:(左から)桑江朝千夫氏と諸見里宏美氏

主要政策比較

沖縄市長選2018:(左から)桑江朝千夫氏と諸見里宏美氏 主要政策比較

【桑江朝千夫氏】1万人アリーナ実現

 桑江氏は前回の選挙で掲げた95項目の政策に加えて「北部地域の振興ビジョン」など九つの基本方針を盛り込んだ「新くわえビジョン」を発表した。

 重点政策としては1万人規模の多目的アリーナ建設の早期実現を掲げ「2020年の完成を目指し、世界に沖縄市を発信する拠点にしたい」と説明した。

 東部海浜開発事業では同地区に整備を進めている県内最大の900メートルビーチの活用を掲げ、沖縄随一の観光拠点を創出することを目指すとした。

 市全域の均衡ある発展を目指し、北部地域の振興に力を入れることを強調。具体策として交通渋滞の解消や市池武当に新たなインターチェンジの設置、農民研修センター周辺の街づくりなどを掲げた。

 待機児童については5300人の受け皿をつくるとし、前回、公約に掲げた待機児童ゼロに向けた取り組みは継続する姿勢をみせた。嘉手納基地の軍民共用にも触れ、「利用できれば中部の経済がさらに活性化できる」と訴えた。

 また、市ゲート通りに大型観光バスが駐停車できるバスステーションの設置や市立図書館のさらなる充実、防災型公園の設置なども掲げた。

【諸見里宏美氏】待機児童ゼロ目指す

 諸見里氏は「市民が主役、すべての子どもたちの笑顔輝く沖縄市へ」を掲げ、五つの基本方針からなる主要政策を発表した。重点政策に待機児童問題を挙げ、保育士の待遇改善に向けた助成や認可保育園を増やして「待機児童ゼロ」を目指すとした。

 経済政策では工芸産業の生産・観光の拠点となる「工芸の郷」の早期実現や、観光と連携した農畜産業や6次産業化を推進する「新アグリビジネス構想」などで活性化を図る。

 子育て支援では給食費の無料化や給付型奨学金制度の創設に取り組むと主張。教育・福祉では公立夜間中学校の設置や循環バスの市内全域運行による交通弱者への支援を挙げた。

 東部海浜開発事業は、泡瀬干潟のラムサール条約湿地の登録を推進し「干潟周辺の自然環境が体験できる施設の設立」を掲げた。1万人多目的アリーナの建設事業は「市民に十分な説明がない」として、経済波及効果や市民負担などを徹底検証する姿勢を示した。

 政策実現に向け、市長の給与20%削減と市長の専用車の廃止を強調。「ハコモノ中心ではなく教育や福祉、子育てに財政を使っていく」と訴えた。

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