沖縄空手三大流派の一つとされる「上地流」開祖・上地完文(1877~1948年)の功績を顕彰する銅像建立除幕式が21日、生誕地である本部町の八重岳「桜の森公園」内で開かれた。ひ孫で4代目宗家の上地完尚(さだなお)さん(46)をはじめ、各会派や町関係者ら約550人が集まり、お披露目を祝った。

銅像建立を喜ぶ上地完尚さんや高良文雄町長ら=21日、本部町・桜の森公園内

 銅像は完尚さんを委員長とする町観光協会などでつくる委員会で建立。空手開祖の立像は県内初という。

 式では完尚さんの弟完司さん(44)、完友さん(37)、おじ完正さん(66)が伝統の型「三戦(サンチン)」を奉納。各会派で一斉に「完子和」の型を演武し、偉業をたたえた。

 完尚さんは「地域の人を励ますシンボルとして、町や沖縄空手界の発展に寄与することを願う」と感謝。高良文雄町長(70)は「町の偉人の歴史の一端を後世に残すことができることは大きな喜び」と話した。

上地完文の銅像建立を喜ぶ上地完尚さん(右から3人目)や高良文雄町長(左端)ら=21日、本部町・桜の森公園内