JR東日本は23日、東京電力福島第1原発事故のため、福島県内で不通となっている常磐線竜田(楢葉町)―富岡(富岡町)について、2018年春までとしていた運行再開時期を17年末に前倒しすることを明らかにした。津波で被災した富岡駅を移設する手続きが順調に進んでいるため。政府とつくる復旧促進協議会で報告した。

 JR常磐線の運行再開見通し

 また常磐線で再開時期が唯一、決まっていない富岡―浪江(浪江町)で昨年8月から実施してきた枕木や砂利を交換、表土を剝ぎ取るといった試験除染の結果を説明。大熊町内の試験地点6カ所のうち、高線量の区間は放射線量が毎時15・17マイクロシーベルトから3・61マイクロシーベルトに、中線量区間は6・8マイクロシーベルトが1・89マイクロシーベルトに、低線量区間は2・15マイクロシーベルトが1・34マイクロシーベルトにそれぞれ低減するなどした。(共同通信)