米軍演習場周辺の砲撃音に対応する住宅防音補助制度をめぐって、名護市と沖縄防衛局が問答を繰り返している。県外には100%補助制度があるが、県内にはないためだ。米軍キャンプ・シュワブ周辺の住民から苦情が寄せられ、市も実弾射撃訓練の中止や廃弾処理場の撤去を再三要請してきたが、対策はなされないままだ。