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[大弦小弦]官僚のセクハラや文書改ざんを巡る麻生太郎・・・

2018年5月1日 09:09

 官僚のセクハラや文書改ざんを巡る麻生太郎副総理兼財務相の一連の発言は、もはや失言の類いではない。浅はかで、むき出しの暴言に映る

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▼財務省の福田淳一前事務次官のセクハラが告発されても「相手の人が出てこなきゃいかん」と被害女性を二重に苦しめた。女性が所属するテレビ朝日が会見すれば「はめられ訴えられているんじゃないかとの意見もある」と加害者扱いした

▼朝鮮半島で南北首脳会談が行われた27日、財務省は歴史的ニュースに紛れ込ませるかのように会見を開き、前次官のセクハラを認定。謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた麻生氏の姿はなかった

▼森友学園の決裁文書改ざんでは佐川宣寿前国税庁長官をかばい、朝日新聞の記事を批判。改ざんが確認されると「最終責任者は佐川」と一転して責任回避した

▼首相時代を含め、麻生氏は女性や病人、貧困の人々などの社会的弱者に矛先を向ける発言を繰り返してきた。他者を思い、心ない言葉を発しないようにと身を律する姿勢が、麻生氏には欠けている

▼財務省が会見した27日は大型連休の前日。「連休を挟めば国民の関心は薄まるだろう」が狙いか。怒りを持続できるのか、それとも政府の思惑通りに忘れてしまうのか。連休を楽しみながらも、私たち一人一人が問われていることを忘れないでいたい。(磯野直)

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