認知症を患う91歳の男性が1人で外出し電車にはねられ死亡した事故をめぐり、鉄道会社が遺族に賠償責任を求めた訴訟で、最高裁は「家族に責任はない」との初めての判断を示した。 急増する認知症患者の介護を家族にだけ押しつけることはできないとする現実に即した判決だ。
社説[認知症事故判決]介護の苦労くみ取った
2016年3月2日 5:00有料
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