「那覇大綱挽」発祥の地とされる那覇4町(東、西、若狭、泉崎)の活性を目的に「第1回那覇こども大綱挽きまつり」(主催・同実行委員会)が6日、東町サンシャイン通り近くで開かれた。4町の小中学生ら約200人が東西に分かれ、36メートルの綱を懸命に引いた。3回戦のうち2勝1敗で西が勝利した。
時折雨が降る中、保護者や町内の企業の社員など約500人が集まった。旗頭の演舞などもあって通りはにぎわった。実行委員会の森山紹作会長は「地域の絆が強まった。継続して開催したい」と話した。
西側で参加した山口紗亜弥さん(8)は「手が痛かったけど、負けたくなかったから一生懸命引っ張った。勝ってうれしい」と笑顔で話した。