空手道の第17回アジアジュニア&カデット、アンダー21選手権(主催・アジア空手連盟、共催・県)は11~13日、沖縄県立武道館で行われる。関係者らは10日、那覇市内のホテルで記者会見し、大会をPRした。
男女個人形と体重別組手で争われ、29カ国・地域から約390人が出場。日本はカデット(14~15歳)ジュニア(16~17歳)アンダー21(18~20歳)に33人が出場し頂点を目指す。カデットとジュニアの11選手は、10月にアルゼンチンであるユースオリンピック出場選手選考を兼ねる。
世界空手連盟名誉会長で全日本空手道連盟の笹川堯会長は「各国の選手を心から歓迎したい」、翁長雄志知事(嘉手苅孝夫県文化観光スポーツ部長代読)は「沖縄空手の神髄に触れ、精神を地元に持ち帰って活躍することを期待する」とあいさつした。
第2日の開会式で団体形の特別演武を披露する世界王者の喜友名諒は「持っている以上の力を発揮して良い勝負をしてほしい。沖縄の子どもたちは同世代の試合を見て、刺激を受けて成長してほしい」と激励した。
チケットは大人千円、子ども500円。毎日新聞特設サイトで生放送される。