「はしか・風しん0(ゼロ)キャンペーン週間」が13日に始まり、那覇市のパレットくもじ前広場でセレモニーがあった。
沖縄県内では今年、麻疹(はしか)患者が4年ぶりに発生、9年ぶりに感染が拡大したことから、県保健医療部の砂川靖部長は「10日現在で、94人の患者が確認されている。感染を防ぐには予防接種が必要」と麻疹・風疹の混合(MR)ワクチンの2回接種を呼び掛けた。はしか0プロジェクト委員会の具志一男委員長も「麻疹に『ならない』、麻疹に『させない』を訴えていきたい。特に外国へ出掛ける方は予防接種を受けてほしい」と話した。
麻疹の流行終息について砂川部長は「減ってはいるがまだまだ楽観してはいけない」と注意喚起した。
セレモニーの後、参加者はのぼりを手に、国際通りをパレードし、キャンペーンをPRした。