沖縄タイムス+プラス ニュース

沖縄県の大震災避難者支援、帰還支援に移行

2016年3月11日 05:05

 東日本大震災の影響による沖縄への避難者数はピーク時(2012年2月)の1062人から減りつつあるが、依然707人(ことし2月時点)が県内で生活している。福島県が避難者の帰還に向けた支援策に移行し、県も被災地の意向に沿う形で、帰還支援に比重を移す。一方で、いまだ帰還に不安を抱える避難者もおり、県の支援の在り方が問われる。

県内の避難者数の推移

 避難者の内訳は最多の福島県が485人。宮城県122人、岩手県などその他が100人となっている。

 県は震災直後の11年3月、県内の行政や民間団体などでつくる「東日本大震災支援協力会議(県民会議)」を設立。2月時点で188団体が参加している。

 県民会議は11年6月から、被災者がスーパーや公共交通機関などで割引サービスが受けられる「ニライカナイカード」を発行し、生活を支援。当初は12年度までだったが期限を延長し、15年度は306世帯、751人に発行してきた。

 だが、県は2月の県民会議総会でカードの発行を17年3月で終了すると決定。帰還支援を強化し、避難者の住居の移転費用(1世帯5万円)や生活準備のための一時帰宅金(4万円)を支給する。

 企業や民間の寄付金からなる県民会議の16年度の当初予算は1258万円。13年度から実施している航空運賃の補助と合わせ、計850万円を帰還・転居支援に充てる。

 県が昨年、被災者へ実施したアンケートでは、住宅支援を受ける世帯の7割、それ以外では6割が生活の移行調査に「避難を継続」「迷っている」と回答するなど依然、故郷への帰還に不安を抱えている。

 県民会議はカード発行の終了後、利用頻度が高いスーパーなどで利用できる商品券の提供など、新たな支援策を模索している。

前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
注目トピックス
今日もガッツリ!運転手メシ「お肉の名店」特集
今日もガッツリ!運転手メシ「お肉の名店」特集
運転手メシ特別企画「お肉の名店」特集です。夏こそ!ガッツリ!食べて!元気チャージ!!
高校野球
高校野球
第101回全国高等学校野球選手権沖縄大会(6月22日~)の全試合をイニング速報します。
大久保寛司が語る人と経営みらい塾
大久保寛司が語る人と経営みらい塾
お陰様で11周年目を迎えます。 今年も受講生が期待できるテーマを準備して引き続き開催致します。
LINE@公式アカウント紹介企画
LINE@公式アカウント紹介企画
企業や団体の「LINE@」を紹介! 友だち追加でお得な情報やクーポンをゲットしよう!!
しまくとぅば広告
しまくとぅば広告
消滅の危機にある「しまくとぅば」をもっと使おう!
週刊沖縄空手が読み放題
週刊沖縄空手が読み放題
空手発祥の地・沖縄から毎週発信! 電子版で「週刊沖縄空手」が世界のどこでも読めます。
今日もがっつり!運転手メシ
今日もがっつり!運転手メシ
沖縄タイムスの運転手がつづるグルメブログ。「安い」「おいしい」「腹いっぱい」の食堂や総菜屋さんを紹介します。
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
おばあタイムスでおなじみのマンガ家・大城さとしさんが長編マンガで沖縄の企業を紹介するシリーズ企画です。
命ぐすい 耳ぐすい
命ぐすい 耳ぐすい
沖縄県医師会の各分野の医師による医療・健康に関するコラム
アクロス沖縄
アクロス沖縄
東京発 各分野で活躍する情熱県人らを紹介
ワールド通信員ネット
ワールド通信員ネット
世界各国の沖縄県系人の話題を中心に、海外通信員が各地のニュースをお届けします