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辺野古反対の横断幕など撤去 市民「ただの布きれじゃない」

2018年5月31日 14:00

 沖縄県名護市の辺野古の浜で5月31日午前、市民団体などが米軍キャンプ・シュワブとの境界にあるフェンスに結び付けた横断幕やリボンを、日本人警備員7人が撤去した。横断幕などは県内外から辺野古を訪れた市民が新基地建設反対の意思を示そうと取り付けたもので、一部は市民が回収した。日本人警備員の撤去作業中、警備員の背後数メートルの距離を米軍の水陸両用装甲車が何度も走行した。

横断幕とリボンの撤去を進める日本人警備員(左端)のすぐ背後を通過する米軍の水陸両用装甲車=31日午前9時すぎ、名護市辺野古の浜

辺野古の護岸整備の実施状況(2018年4月21日現在)

横断幕とリボンの撤去を進める日本人警備員(左端)のすぐ背後を通過する米軍の水陸両用装甲車=31日午前9時すぎ、名護市辺野古の浜 辺野古の護岸整備の実施状況(2018年4月21日現在)

 フェンスは米軍が管理し、物を取り付けたり貼り付けたりする行為の禁止を示す警告板が設置されている。午前8時すぎからナイフやはさみで撤去作業を始めた警備員は「本来取り付けてはいけないもの。警告もされている」と話した。

 基地建設に反対している市民は「ただの布きれじゃない。全国の人の思いが入っているものだ」「言論の自由を奪う行為だ」などと反発した。

 抗議の座り込み活動を続ける名護市の男性(60)によると、警備員は6月に辺野古区のハーリー大会を控えているため撤去すると説明したという。男性は「毎年、ハーリーの前には集落に配慮し、自主的に回収していた。嫌がらせであり、強権的だ」と語気を強めた。

 回収した横断幕をたたんでいた同市女性(54)も「全国の人の意思を、有無を言わさずはぎとる行為。私たちの未来のためにも屈してはいけない」と批判した。

 この日午前のキャンプ・シュワブ沿岸では「K4」護岸で被覆ブロックの設置や砕石の海中投下が進んだ。シュワブゲート前では搬入が2回あり、多数のダンプカーなどが基地内に資材を運び入れた。

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