【東京で天久仁】沖縄県出身歌手で9月に引退する安室奈美恵さんの最後のライブツアー「namie amuro Final Tour 2018~Finally~」の東京ドーム公演が3日最終日を迎えた。安室さんの姿をひと目見ようと、ファン5万2千人が集まりヒット曲の数々に聴き入った。2月から国内5会場や中国、台湾、香港で計23公演で約80万人を動員。所属レコード会社によると、国内ツアーの観客動員数75万人はソロアーチストとしては過去最多。

最後のライブツアーで歌う安室奈美恵さん=2日、東京ドーム(提供写真)

 赤と黒の衣装でステージに登場した安室さんが「Hero」歌い始めると、観客は割れんばかりの歓声で喜びを表現。安室さんはキレのあるダンスで「Mint」「TRY ME~私を信じて~」など新旧織り交ぜた曲を披露。全30曲を歌い終えて、声を詰々らせながら「素敵な25年間、心から感謝しています。最後は笑顔で、みんな元気でね」とメッセージを送った。
 那覇市から訪れた當間歌奈子さん(28)は娘の歌音(かのん)さん(9)、東京在住で姉の比嘉麻衣子さん(31)と来場。當間さんは安室さんの県民栄誉賞受賞を伝える本紙号外を手に「20年来のファン。やっぱり感動した」と感激。比嘉さんは「きょうが最後
のライブだと思うと、泣きたくなりますね」と目頭を押さえた。