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米朝会談で朝鮮半島非核化後も「沖縄駐留」 四軍調整官が見解示す

2018年6月9日 14:09

 沖縄に駐留する米海兵隊第3海兵遠征軍と四軍調整官を兼務するニコルソン中将とエレンライク在沖米総領事は8日、近く予定する離任を前に浦添市内で会見を開いた。ニコルソン中将は、米国が北朝鮮の非核化を目指し12日に開かれる史上初の米朝首脳会談が在沖米軍に与える影響について「万が一(北朝鮮の)脅威がなくなっても、われわれは何かがあれば必要に応じて対応する」との考えを示した。

離任を前に記者の質問に答える米海兵隊第3海兵遠征軍のニコルソン中将(左)とエレンライク在沖米総領事=8日、浦添市内

 海兵隊は沖縄に駐留する理由の一つとして北朝鮮有事を挙げているが、北朝鮮の非核化が実現した場合でも、ほかの任務への対応を理由に駐留は必要との認識を示した格好だ。

 一方で、エレンライク総領事は「沖縄の基地にどう影響を及ぼすか、現時点で言及するのは時期尚早だ」と述べるにとどめた。

 ニコルソン中将は米軍と自衛隊による基地の共同使用について「岩国基地(山口県)では米軍と自衛隊が運用している。個人的な意見だが、沖縄でもキャンプ・キンザーや普天間飛行場が返還された後に、本土並みに(基地の日米共同使用の)統合をする良い機会になりうると考えている」と述べた。

 昨年から年明けにかけて米軍機の民間地への不時着や部品落下が相次いでいることについては「メンテナンスのさまざまな課題に力を入れ、今年は良い取り組みができている。地元の人を含めて危険にさらすことはしないことを強調したい」と述べた。

 このほか、ニコルソン中将は会見の冒頭で膵(すい)がんの摘出手術を受け、治療中の翁長雄志知事について「早く元気になり、お会いできることを心から願っている」と発言。

 地元への貢献として5月にダイビング中に溺れた外国人観光客を海兵隊員が救助したことや、飲酒運転防止のため在沖全軍の飲酒の基準を統一し自ら米軍のテレビCMに出演したことなども報告した。

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