午後6時の浦添市立森の子児童センター。遊び疲れて帰宅する小学生と入れ替わるように、地域の中学生が自転車に乗ったり、バスケットボールを抱えたりしながら集まってくる。 「きょう学校どんなだったー?」。大城喜江子館長(61)が一人一人に声を掛ける。「何もない」「ずっと寝てたから分からん」。