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米軍F15、墜落から2日で飛行再開 事故原因示さず

2018年6月14日 07:43

 米空軍第18航空団は13日午前7時52分、墜落事故を受けて一時中止していた嘉手納基地所属のF15戦闘機の飛行訓練を再開した。2機が離陸し、午後4時ごろまで約20機が離着陸を繰り返した。米軍は事故原因や再発防止策を示していないが、小野寺五典防衛相も飛行再開を事実上追認した。原因究明までの飛行停止を求めていた県や地元自治体は、事故からわずか2日後の再開に反発を強めている。

墜落事故から2日後に飛行を再開したF15戦闘機=13日午前7時52分、米軍嘉手納基地(国吉聡志撮影)

 翁長雄志知事は同日、「一方的に飛行を再開した米軍の姿勢は容認できず、飛行停止を求めなかった日本政府の当事者能力に疑問を持たざるを得ない」とのコメントを発表。地元の嘉手納町議会(徳里直樹議長)も墜落事故に抗議し、直ちに飛行再開を中止するよう強く求める決議案を全会一致で可決した。

 一方で小野寺防衛相は同日、防衛省で記者団に「米側が安全を確認し、今ある全機を確認した上での判断だと思う」と述べ、飛行再開に理解を示した。

 嘉手納基地では同日午前6時すぎ、暫定配備されているF22ステルス戦闘機も次々と離陸。F15と激しい騒音を出した。午後には、両機が空中給油輸送機KC135と共に離陸。空中給油訓練を行ったとみられる。

 嘉手納基地周辺の沖縄市と嘉手納町、北谷町でつくる「三市町連絡協議会」(会長・桑江朝千夫沖縄市長)は、第18航空団に飛行再開を抗議する方針を固めた。

 沖縄タイムスは18航空団に事故原因や再発防止策について質問しているが、13日現在で回答はない。18航空団は12日夜、報道各社へのメールなどで「今回の事故は嘉手納基地に所属するF15機全体の安全に問題があることを示すものではないと確信した」として、飛行再開を発表した。

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