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米軍、面会拒否 嘉手納町議会が異例の抗議「良き隣人といえない」

2018年6月18日 14:31

 【嘉手納】米空軍第18航空団が嘉手納町議会(徳里直樹議長)の抗議申し入れに応じていない問題で、町議会は18日、航空団司令官の面会拒否に抗議する決議を全会一致で可決した。部品落下事故など嘉手納基地の運用に抗議する面会要請を昨年11月を最後に拒否し続けているとして「住民軽視に他ならず、激しい怒りを禁じ得ない」とした。同様の決議は初めて。

米軍第18航空団の面会拒否に全会一致で抗議した嘉手納町議会=18日午後2時15分ごろ

 町議会が可決した基地関連の抗議決議と意見書は1989年4月以降515件に上るが、今回のような面会拒否は極めて異例。防衛大臣など政府機関にも、面会拒否への対応を求める意見書を全会一致で可決した。

 決議は、町面積の約8割を米軍基地が占める嘉手納町民は「残されたわずかな土地での生活を強いられ、基地から派生する騒音や悪臭などにより、日常生活を営む上で多大な悪影響を被っている」と説明。

 住民の代表である議会の面会要請を「報道以上の事項について話せることはない」などと拒み続ける米軍側の対応について「これで『良き隣人』と言えるのか」と疑問視し「嘉手納飛行場の負担軽減を真に実現すべく、議会の面会要請に誠意を持って対応すべきだ」と求めた。

 町議会が13日に全会一致で可決したF15戦闘機の墜落事故に関する抗議申し入れに、米側は18日現在で回答していない。12日に可決したF22ステルス戦闘機の暫定配備など3件の抗議も「沖縄防衛局へたずねてほしい」として受け付けなかった。

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