プロ野球広島の本拠地マツダスタジアムで7月20日にある広島-巨人戦が、沖縄県沖縄市の冠試合「沖縄市GOナイター」となる。広島のキャンプ地沖縄市を県外の人々に知ってもらい、観光誘客につなげたいと市が企画した。
桑江朝千夫市長が始球式に登場するほか、当日の試合で活躍した選手に市の特産品などが贈られる。また、試合前や休憩中に市観光振興課が制作した観光PR動画「チムドンドン胸おどる街コザ」を放映する。
冠試合を見るツアーをANAセールスが5月31日、渡航や宿泊費、チケット代など含めて約5万円で販売したが、2週間で完売した。キャンセル待ちも出ているという。同課の西表潤課長補佐は「沖縄市の魅力が伝わるゲームになる。広島ファンの人たちに沖縄市を知ってもらい、ぜひ足を運んでほしい」と話した。