メイクマン(浦添市、宮城順一社長)は5日、本島の全7店舗で、新電力のシン・エナジー(神戸市、乾正博社長)の電気販売の申込窓口を設置したと発表した。シン・エナジーは4月から、家庭向けに電気販売を始め、同社ホームページで申し込みを受け付けている。実店舗で、低価格や再生可能エネルギー中心の電気提供といったメリットをPRし、今年中に3千件の契約を目指す。

電気切り替えの申込み受け付けで提携するシン・エナジーの乾社長(左)とメイクマンの宮城社長=5日、浦添市・メイクマン本社

 メイクマンは7店舗に説明員を配置し、新電力を売り込む。検針票を持参すれば、各家庭の電気料金をシミュレーションできる。

 シン・エナジーは2016年から県内で企業向けに電気販売を開始。今年4月に家庭向けに広げた。

 電気使用量の少ない家庭向けの「きほんプラン」、使用量の多い家庭でお得な「生活フィットプラン」の二つから選べる。どちらも沖縄電力より割安で提供している。

 シン・エナジーは、メイクマンの店舗に設置している太陽光発電や、廃食油発電、下水処理施設でのバイオマス発電などの再エネを中心に電源を確保。今後も電源を拡大し、販売を増やしていく考えだ。

 同日、浦添市のメイクマン本社で会見した宮城社長は「対面で丁寧に説明し、多くの方に新電力の価値を知ってもらいたい」と述べた。乾社長は「ウェブと店舗での展開で、地元でつくったエネルギーを県民に利用してもらう機会を増やしたい」と意気込みを語った。