第35回沖縄県知事旗争奪「万座ハーリーフェスティバル」が8日午前、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートで始まった。予想最高気温32度の晴天のもと、47チームが県知事旗を巡って熱戦を繰り広げる。主催は同リゾート、共催は恩納村、特別協力は沖縄タイムス社。
鐘打ちの掛け声と音に合わせ、こぎ手は「イチ、ニッ! イチ、ニッ!」と櫂(かい)を動かした。櫂をそろえて滑らかにこぐチームもあれば、折り返しを曲がり切れず転覆してしまうチームも。予選の後、午後2時30分ごろから決勝トーナメントがある。
開会式では翔南病院の小橋川史晟(ふみあき)さんと伊佐優美子(ゆみこ)さんが「ハーリーマンシップにのっとり、最後まで諦めず頑張ります」と選手宣誓した。
ハーリーは約600年前から続く伝統行事で、豊漁や航海の安全を願う。