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米軍ヘリ、ダム上空を旋回 沖縄・国頭 地元の声を無視

2018年7月20日 06:41

 チョウ類研究者の宮城秋乃さんが18日、国頭村の安波ダム上空で米軍のCH53E大型輸送ヘリ2機が旋回しているのを撮影した。同型機は昨年10月、東村高江の民間牧草地に不時着し炎上。国頭村議会は同月、民間地や水源地上空での米軍機の飛行訓練を中止するよう求める抗議決議を全会一致で可決した。地元の要請を無視し、米軍が訓練を実施したことに批判の声が上がった。

安波ダム上空で旋回する米軍のCH53E大型輸送ヘリ=18日午後4時44分、国頭村(宮城秋乃さん提供)

 宮城さんは今年1月にも安波ダム上空で旋回する米軍ヘリ2機を目撃。「前回も同じようにダムの上空で旋回しているのを見た。ダムを目印に訓練しているのかもしれない」と指摘する。

 東村の炎上事故では、現場の土から環境基準をわずかに上回る有害物質が検出された。宮城さんは「県民の水がめであるダムの上空を飛んで万が一、事故が起きたら大変なことになる。米軍は地元の意見に聞く耳を持たず、無視している」と批判した。

 宮城久和村長は「米軍には防衛局を通して、住宅地やダムなどの上空を避けて飛ぶように要望してきた。高江の事故で不安になる住民もいるので最低限、配慮してもらいたい」と話した。

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