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翁長知事、無言で「✕印」 承認撤回の時期を明言せず

2018年7月23日 10:19

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、今月中に埋め立て承認撤回に向けた手続きを開始するか、どうかについて、翁長雄志知事は23日午前、「私の責任と判断で決断する」と慎重姿勢を崩さず、撤回の時期を明言しなかった。県庁1階ロビーで、登庁時に記者団の取材に答えた。県庁6階のエレベーターホールでは記者に対し、無言で顔の前で手を交差し、「×印」を作った状態で、執務室につながる廊下へ歩いていった。

埋め立て承認撤回について、記者団の質問を受ける翁長雄志知事(中央)=23日午前、沖縄県庁

埋め立て承認撤回について、記者団の質問を受ける翁長雄志知事(中央)=23日午前、沖縄県庁

埋め立て承認撤回について、記者団の質問を受ける翁長雄志知事(中央)=23日午前、沖縄県庁 埋め立て承認撤回について、記者団の質問を受ける翁長雄志知事(中央)=23日午前、沖縄県庁

 翁長知事は午前9時40分すぎ、黒色のワゴン車で、県庁正面玄関に到着。長袖のかりゆしウェアを着て、白いハンチング帽をかぶり、秘書課長や秘書ら3人に囲まれるように歩いて県庁内に入った。

 1階ロビーでは、知事が乗り込むエレベーターの手前でテレビカメラが一列になって待ち構えた。マイクやICレコーダーを持った記者らが「今月中の承認撤回の意思は固まりましたか」と声を掛けると、立ち止まることなく、「私の責任と判断で決断する」と答え、待たせていたエレベーターに入った。

 午前10時から、県の三役、部局長らと幹部会に出席している。翁長知事は20日の登庁時にも「私の責任で判断する」と述べ、今月中の埋め立て承認撤回には言及しなかった。

 沖縄防衛局は8月17日以降に、護岸で囲い込んだ部分から埋め立て土砂の投入を予定している。県は今月17日に「最後通告」といえる、即時工事停止と県との事前協議などを求める「行政指導文書」を防衛局に発送。防衛局が従わなければ、撤回する方針だ。

 謝花喜一郎副知事は19日、新基地に反対する市民と県庁で面談し、撤回により不利益を受ける防衛局から意見を聞くための「聴聞」の手続きを今月中に開始することを伝えている。

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