【佐賀県で篠原知恵】サッカーJ1サガン鳥栖との交流で佐賀県を訪れている読谷村U12の子どもたちは28日、鳥栖のホーム「ベストアメニティスタジアム」で、ジュビロ磐田との公式戦に臨む元スペイン代表で鳥栖のストライカー、フェルナンド・トーレス選手(34)をハイタッチで送り出した。「神の子(エルニーニョ)」の異名をとり、ワールドカップ優勝経験もあるスター選手を前に、子どもたちは「夢みたい」「ヤバイ!」と目を輝かせた。
公式戦の前座試合にも出場し“Jデビュー”を果たした読谷村U12。対戦相手で強豪の鳥栖U12に、フリーキックから先制点をもぎとったFCクレセールの赤嶺怜郎(れお)君(11)は「緊張したけどゴールの時は気持ちが良かった。読谷村でまたトーレス選手たちに会いたい」と語った。
スタジアムの外は読谷ブースが特設され、村のキャラクター「よみとん」が読谷村の魅力をPRした。同村から鳥栖ファンや保護者ら総勢70人が駆け付け、白熱プレーに熱視線を送った。