浦添市美術館で開催中の「江戸の天才絵師 葛飾北斎~北斎漫画と富嶽百景」(主催・沖縄タイムス社、OCC)に、沖縄国際大学の学生たちが制作したアプリやアニメーション映像などが展示されている。大学で学んだ情報技術を生かそうと、企画から開発まで学生が主体的に取り組んだ作品。老若男女が楽しめるようにと、遊びや体験が盛り込まれている。

北斎展に関連したアプリやアニメーション作品を作った沖縄国際大学の3年生=宜野湾市・同大

北斎展に関連したアプリやアニメーション作品を作った沖縄国際大学の3年生=宜野湾市・同大

 関わったのは、産業情報学科の大山健治講師のゼミで学ぶ3年生約10人。個人やチームで五つの企画が発案され、期間を変えて展示されている。

 久高零守(りょうま)さん(20)は「琉球八景」をパズルにしたアプリを作った。3分以内に16ピースを組み合わせるゲーム形式。「初めてでプログラミングに苦戦した」というが、「北斎作品に興味を持つきっかけになったらうれしい」と話す。

 吉田莉菜さん(20)、島菜摘さん(20)ら4人は、北斎漫画の人物や動物に動きをつけたアニメーション映像を手掛けた。島さんは「北斎というと、富士山や波のイメージが強いと思うが、ほかにもいろいろな作品があり、新鮮だった。イメージを壊さない動きになるよう気を付けた」と説明する。

 19、26日には、アニメーション制作を体験するワークショップが開かれる予定。吉田さんは「子どもが楽しめる内容になっている。気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。

 19日まではパズルアプリが展示されている。21日から9月2日は、北斎展のプロモーションサイトと、スライドショーのように作品を鑑賞できるアプリが並ぶ。