沖縄市戦後文化資料展示室「ヒストリート」が8日、市中央のゲート通り沿いにリニューアルオープンした。米軍統治下時代のコザの街の文化や市の歴史を体感できる展示に来場者からは「懐かしい」との声が上がった。

1970年代のセンター通りを再現したジオラマ(模型)を見入る来場者=8日、沖縄市中央・ヒストリート

 同日、開かれた開館セレモニーには自治会長や通り会の代表、地元経済関係者らが出席。桑江朝千夫沖縄市長は「市の歴史と文化を市民が肌で感じてほしい」と呼びかけた。 

 ヒストリートは2005年に市中央のパルミラ通り沿いに開館。戦後の沖縄市の歴史を今に伝えるために写真パネルや当時の生活用品などを紹介してきた。

 新ヒストリートは前施設よりも面積が2・2倍拡大。1970年代のセンター通り(現在のパークアベニュー通り)を正確に再現した模型「ジオラマ」や50年代に同通りにあったアーチとすずらん灯も復元。前施設よりも展示がより充実し、かつてのコザの街を体感できる施設となった。

 近所の子どもたちと訪れた市八重島に住む池畑サエ子さん(91)は「懐かしい。20代のころにコザの社交場でよくダンスを踊っていた思い出がよみがえってきた。来てよかった」と当時を思いだし、涙ぐんだ。

 場所は市中央2の2の1(タサトビル1・2階)。入場無料。開館時間は午前10時~午後6時。休館日は毎週月曜、祝日、慰霊の日、年末年始。問い合わせはヒストリート、電話098(929)2922。