那覇港管理組合は14日開会した同組合議会(崎山嗣幸議長)8月定例会で、那覇市若狭の那覇クルーズターミナルに寄港するクルーズ船の旅客1人につき、280円の施設使用料を新設する条例改正案など4議案を提案した。同組合は「クルーズ船客からの使用料徴収は全国初だろう」としている。同議会では15日に議案に関する質疑を実施し、16日に討論、採決する。

那覇に寄港したクイーン・エリザベス=2018年3月、那覇市若狭の那覇クルーズターミナル

 同条例では従来、ホールでのイベントや撮影などを想定した使用料を設定している。関係者によると、那覇港のクルーズ船寄港数が急増する一方で、施設の警備委託費や電気料金などの経費も増えており、新たな使用料の必要性が検討されていた。

 使用料の単価は、2017年度の経費と乗客数から算出した。早くて約2年前から寄港の予約が入る現状を踏まえ、2020年1月1日からの施行を予定している。

 定例会では一般質問もあり、大嶺政信総務部長は離島の定期航路の定時運航確保などを目的としたルールとして「那覇港大型客船入出港要領」(暫定版)を策定し、15日から適用すると説明した。奥間亮氏(那覇市議)への答弁。

 一方、田原武文常勤副管理者は那覇港総合物流センターが19年5月1日に開業する予定と説明した。又吉正信氏(浦添市議)への答弁。