【中部】第3次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団(新川秀清団長)は16日、騒音の実態調査のため原告約7500世帯に配布した「嘉手納爆音日誌」の集計結果を初めて発表した。日誌は米軍機による騒音の時間帯や回数などを記録するもので4月12日から6月30日までの記録を約270世帯から回収。「気が狂いそう」「眠れない」など精神的苦痛を訴える記述も多く見られた。

(資料写真)嘉手納基地

 記録によると期間中の騒音の延べ発生件数は3万824件。そのうち、日米が合意した騒音防止協定で米軍機の飛行が制限される時間帯である午前0時から午前6時には、延べ455件の騒音があり「うるさい」「ワジワジして何もできない」などの記述があった。

 原告団の平良眞知事務局長は、「騒音測定器では計れない精神的な苦痛が改めて分かった。初めての取り組みだが今後も内容を改善しながら定期的に集計していきたい」と話した。

 詳しい集計結果は20日に発行する原告団の会報に掲載する。