夜の観光コンテンツとして沖縄市観光物産振興協会が企画した舞台「琉球芸能うとぅいむち~沖縄市への誘い~」が4日から、市上地の「民謡クラブなんた浜」で始まった。18日には県外からの観光客らが琉球芸能のステージを楽しんだ。

公演ラストのカチャーシーでは出演者と客が一緒になって踊りを楽しんだ=18日、沖縄県沖縄市上地・民謡クラブなんた浜

 県内で年々増加するクルーズ船の外国人観光客などを市に呼び込みたいとの企画。琉球芸能を身近に楽しんでもらいたいと、歌の時代背景や歌詞についての解説を交えた演出を施した。公演では県の沖縄観光開発支援事業の補助を活用。琉球王国時代の古典芸能から明治以降の雑踊、大正・昭和期に盛んになった「島うた」などで演目を構成した。

 古典舞踊は、伝統的な作品を再構成したダイジェスト版の上演で、古典芸能になじみのない客でも楽しめるよう工夫した。ステージには県内で活躍する若手実演家たちが出演し、踊りや演奏を披露する。

 18日は華やかな「四つ竹」や軽快なリズムの「鳩間節」「黒島口説」を披露。公演後半にはカチャーシーの踊り方を指導し、出演者と来場者が一体となったカチャーシーで公演を締めくくった。

 福井県から訪れた大学生の藤原聖菜(なな)さん(21)は「テレビでは見たことがあったが、生で観賞できてよかった。沖縄の踊りは独特。カチャーシーも一緒に踊れて楽しめた」と満足した様子だった。

 「なんた浜」での公演は毎週土曜日の2回公演で、午後6時、同7時45分開演。観覧料2500円(1ドリンク付き)。期間は2019年1月12日まで。11月26~29日は東南植物楽園でも披露する。観覧料は6千円(入園料、食事込み)。チケットの問い合わせは同協会、電話098(989)5566。