露地栽培では日本一早い温州ミカンの本格出荷が21日、沖縄県名護市のJAおきなわ北部地区営農振興センターで始まった。22日から県内外の店頭に並ぶ。今年は相次ぐ台風の接近により、果実の落下などがあったが大きな被害はなく順調に成長した。出荷量は234トンで、平均キロ単価は270円を見込んでいる。

出荷に向け温州ミカンに傷などがないか選別する人たち=21日、沖縄県名護市・JAおきなわ北部地区営農振興センター

温州ミカン本格出荷

出荷に向け温州ミカンに傷などがないか選別する人たち=21日、沖縄県名護市・JAおきなわ北部地区営農振興センター 温州ミカン本格出荷

 21日は、約17トンを出荷。出荷式で北部地区柑橘(かんきつ)生産部会の宮城俊次会長は「台風の襲来を乗り越えてすくすくと成長した。やんばるの秋の味覚を多くの人に届けたい」とあいさつ。

 国頭村で温州ミカンを栽培する又吉政伸さん(69)は「甘酸っぱいおいしいミカンができた。今後は生産農家を増やして、いまよりも出荷量を増やしていきたい」と話した。