10月21日投開票の那覇市長選に立候補する県議の翁長政俊氏(69)と公明党沖縄県本部(金城勉代表)は25日、6項目の政策協定を結んだ。
協定書では「平和で豊かな那覇市」「風格ある県都那覇市」の実現を目指して、選挙協力することを明記。政策には「市民生活や福祉の向上」や「市民主役の協働のまちづくりの推進」「子育て・教育・文化・スポーツ施策の拡充」「高齢者や障がい者などの施策拡充」「経済振興策、正規雇用対策、女性活躍支援の推進」などを掲げた。
翁長氏は「公明党と6項目の主要政策を結ぶことができた。一緒になって当選に向けて最大限努力していく」とあいさつ。金城代表は「自公連携の中で新しい翁長市政を誕生させたい」と語った。公明党県本は来週にも翁長氏の推薦を出す予定。翁長氏は日本維新の会県総支部にも推薦を依頼する方針。
県議を辞める時期については、知事選と那覇市区の県議補選が同日選挙になる方向で、自民党県連などと辞任のタイミングを調整しているとした。