沖縄県宜野湾市の佐喜真淳前市長(54)の辞職に伴う9月30日投開票の宜野湾市長選に向け、市政野党候補者で会社役員、県高校PTA連合会前会長の仲西春雅氏(57)が29日、市内で会見し、出馬を正式に表明した。仲西氏は「市の教育も地域振興も普天間基地が大きな阻害要因となっている。この問題を解決する」と決意を述べた。

宜野湾市長選挙に向けガンバロー三唱する仲西春雅氏=29日午後、宜野湾市・ジュビランス

 仲西氏は、市内の保育園、小学校で起きた米軍機の落下物事故を「全国どこにも見られない異常な事故」と指摘。市内の学校に通う子どもの命を守るとし「普天間基地の2019年2月の運用停止の約束実行を日米両政府に強く訴える」と強調した。

 2013年の建白書にある①普天間の閉鎖・撤去②県内移設断念③オスプレイ配備撤回―を「政策の基本」とし、名護市辺野古の新基地建設については「反対だ」と立場を明確にした。会社役員を務める企業人として、経済振興にも意欲を見せた。

 仲西春雅氏(なかにし・はるまさ) 1961年6月26日生まれ。浦添市出身で宜野湾市志真志在住。興南高校卒。2014年から今年5月まで県高校PTA連合会会長。現在は会社役員のほか県高校安全振興会理事長の3期目を務める。