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宮古島と石垣島に新たな巡視船桟橋 尖閣警備の強化狙い 海上保安庁2019年度予算

2018年8月30日 10:56

 【東京】海上保安庁が宮古島と石垣島の巡視船を増強するため、新たな桟橋や岸壁の整備を進めていることが29日、分かった。2019年度予算に巡視船の「基地整備」費として両計画を含む33億円を盛り込んだ。尖閣諸島の警備強化が狙い。

(資料写真)海上保安庁の巡視船

 いずれも既存の港かどうか明らかにしていない。本年度中にボーリングなどの調査設計を行う。19年度は石垣は工事費を計上し、20年度末の完成予定。宮古は19年度に設計費を盛り込んだ。完成時期は未定。

 宮古には現在、平良港と長山港(伊良部島)に計11隻、石垣は石垣港に16隻を配置している。今後、巡視船を増やすため、新たな接岸施設が必要になるという。規模は不明。

 海上保安庁の19年度予算の総額は2338億円で、18年度当初に比べ11%増となり、要求額では過去最大。

 海保によると、尖閣警備や北朝鮮船による日本海の好漁場「大和堆」への接近対策など「戦略的海上保安体制の構築」に483億円を計上。このうち、尖閣諸島の領海警備対策の強化などに306億円を盛り込んだ。

 宮古島の拠点機能を強化するため計画している城辺保良の射撃場建設は、本年度冬に着工、来年度冬に完成予定。19年度予算で4億円を計上した。

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