旧盆で帰ってきた先祖の霊をグソー(あの世)に送る「ウークイ」の25日夜、沖縄県西原町の兼久、与那城、我謝の430戸で停電が発生した。沖縄電力によると、停電理由は「配電設備の故障」で、発生は午後10時1分、復旧は午後11時41分だった。沖縄タイムス社に情報提供した同町我謝の男性(66)は「ウークイを始めようとしていたのに、突然真っ暗になって驚いた。クーラーも使えず、親族一同、暑い中でろうそくを立ててウークイした」と話した。

(資料写真)沖縄電力本店

 沖縄電力広報によると、停電についての苦情や問い合わせ件数は「1、2件あった」と説明。「停電となりましたお客さまには、ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 同男性は「約2時間の停電で冷蔵庫も使えないので刺し身などのごちそうも傷まないかと心配だった。家の周囲も真っ暗で、近所の人も驚いていた」と説明。沖縄電力に対し「天災なら仕方ないが、停電の理由を分からない人もいるはずだ」と話した。