【ヤンゴン共同】ロイター通信は、ミャンマー国軍が発行した「ミャンマー政治と国軍」に関する書籍で使用された写真を分析した結果、同国のイスラム教徒少数民族ロヒンギャに関し、事実と異なる複数の写真が使われた疑いがあると1日までに報じた。分析が正しければ、ロヒンギャを巡る歴史を捏造し悪印象を読者に与えようとしたとの批判が起こりかねない。

 アフリカのルワンダ難民の避難写真(上)とミャンマー国軍の書籍で、ミャンマーに侵入するベンガル人として伝えられた写真(下)(ロイター=共同)

 バングラデシュ独立を巡ってパキスタン軍にバングラデシュ人が殺害された際の写真(上)とミャンマーで地元民族を殺害するベンガル人として伝えられた写真(下)(ロイター=共同)

 アフリカのルワンダ難民の避難写真(上)とミャンマー国軍の書籍で、ミャンマーに侵入するベンガル人として伝えられた写真(下)(ロイター=共同)  バングラデシュ独立を巡ってパキスタン軍にバングラデシュ人が殺害された際の写真(上)とミャンマーで地元民族を殺害するベンガル人として伝えられた写真(下)(ロイター=共同)

 ロイターによると、「地元民族を残忍に殺害するベンガル人(ロヒンギャを指す)」との説明がある1940年代のものとされる写真は、バングラデシュ独立を巡ってパキスタン軍に多くのバングラデシュ人が殺害された際の71年の写真と判明した。(共同通信)