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翁長氏死去、フランスでも報道 「ル・モンド」電子版

2018年9月3日 14:00

 【久高泰子通信員】沖縄県の翁長雄志知事が亡くなったことはフランスでも報道された。沖縄のために闘った故人をしのび、沖縄を知るフランス人、日本人有識者に悲しみと無念の声が広がっている。

翁長雄志氏の死去を伝えるル・モンド紙電子版

 フランスを代表するニュース通信社「ル・モンド」は8月9日の電子版で、翁長氏死去を報じるフィリップ・メスマー東京通信員の記事を配信。翁長氏が4月に膵臓(すいぞう)がんの手術をし、かなり衰弱していたが、5月に公務復帰。辺野古新基地建設の埋め立て承認撤回に向けて準備していたことなどを伝えた。

 また、政治家の歩みにも触れ、2014年に党派を超えて辺野古新基地阻止を掲げて知事に当選し、普天間飛行場の移設で辺野古が唯一の解決策とする日本政府とあつれきがあったとも紹介。「ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー(沖縄の人をなめてはいけない)」との言葉もフランス語で紹介した。

 沖縄の問題を米国やスイス・ジュネーブの国連欧州本部、人権理事会でも訴えた翁長氏。琉球処分や沖縄戦、戦後に米軍基地が強制的に建設されたこと、日本領土の0・6%の沖縄に米軍基地が集中し、安全と環境の弊害が発生しているとし、「日本全国でこの重荷を分担してほしい」と繰り返していたと伝えた。

 また、世界の日仏語圏に日本情報を発信している情報サイト「フグジャパン」も、翁長氏の逝去と彼の活動を掲載している。

 
沖縄県知事 翁長雄志の「言葉」

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