四国や中国、東海や近畿地方などを暴風域に巻き込んだ台風21号による県人関係の影響について、県交流推進課には4日午後5時現在、各県人会から被害情報などは入っていない。

 大阪市北区の県大阪事務所は台風接近に伴い、前日に休業を決定した。久保田圭所長(50)によると、4日午後4時現在、兵庫県西宮市の自宅付近では、停電や冠水といった被害はないが、公共交通機関はすべてストップ。「県人の被害・避難情報は今のところ入ってきていない。風や雨は少し収まったが、先ほどまで風が強く、沖縄で感じるような台風だった」と説明した。近隣の県人会に被害の有無を確認する。

 高知県では台風接近に伴い激しい雨が降り、同県田野では午前10時までの1時間に、観測史上1位となる92ミリの雨を観測した。高知沖縄県人会の田本捷太朗会長(80)=石垣市出身=は「午後5時現在は雨は降っていない。高知には一般約30人、学生約30人の県人メンバーがいるが、被害情報などは入っていない」と説明した。

那覇発着の空路 延べ50便欠航

 台風21号の日本列島への上陸に伴い、4日に那覇空港を発着する各航空会社の便で欠航が相次いだ。

 那覇と関西や名古屋などを結ぶ便で欠航は、延べ50便。(4日午後5時時点)うち全日空(ANA)は13便、日本航空(JAL)5便、日本トランスオーシャン航空(JTA)7便、スカイマーク13便、ソラシドエア6便、ジェットスター3便、ピーチ3便。少なくとも7600人以上が影響を受けた。

 最新の運航状況は各社のホームページで確認できる。