古酒の県外・海外への出荷拡大を目指し、沖縄県内43酒造所が出資する協同組合「琉球泡盛古酒(クース)の郷(さと)」(松田亮理事長)は4日、初の商品となる5年古酒「古酒の郷」を発売した。同日県庁で会見した松田理事長は「構想から10年を経てようやく出荷できた。世界に誇れる宝である古酒を県外、海外に広めたい」と語った。

古酒の郷5年古酒の発売をPRする協同組合「琉球泡盛古酒の郷」の松田亮理事長(中央)ら=県庁

 うるま市にある施設には各酒造所から買い取った375キロリットルの泡盛が八つのタンクに貯蔵。毎年販売していく方針で、今回は7銘柄をブレンドしたタンクから出荷した。

 松田理事長は「古酒には時間と費用がかかるため、みんなで力を合わせて取り組もうというのが組合の目的」として酒造所名は明らかにしていないが、「芳醇(ほうじゅん)な味わい。ぜひストレートで少しずつ味わってほしい」と語った。

 アルコール度数40度の720ミリリットル入り。小売価格は税別2800円。1年間で2万本の限定販売を計画している。大半を県外、海外向けに出荷する予定で、多言語対応の音声案内にアクセスできるQRコードも表記。県内ではイオンモール沖縄ライカムやイオン那覇店、わしたショップ国際通り本店、沖縄宝島あっぷるタウン店で販売している。